「二次会の招待状」の送り方のポイントとは？ 結婚式の招待状とは何が違うの？

そもそも二次会は何のために開催するのでしょうか？人によって異なるけれど、主な理由は以下の3つ。

1）挙式や披露宴に招待できなかった人にお披露目をする
2）披露宴で話せなかった人と話す
3）披露宴とは違ったカジュアルなパーティをする

つまり、二次会のゲストは「挙式や披露宴に出てくれた人」と、「二次会のみの出席者」の両方がいるということ。これを踏まえて、二次会の招待状の文面や出し方を考えることが大切なんです！
以前は、新郎と新婦の親しい友人に幹事を頼むのが一般的だったけれど、最近では二次会をプロデュースしてくれる専門の業者に依頼するカップルも。誰が幹事を務めるかによっても招待状の内容が変わってくることも覚えておいて！

招待状の内容は、基本的には全員同じでOK。ただし、送る方法は「挙式や披露宴にも招待する人」「二次会のみ招待する人」で異なるので、別々にゲストリストを作っておくと便利。

■挙式や披露宴にも招待する人への送り方
二次会の招待状は結婚式の招待状に同封して。ゲストがスケジュールを立てやすく、招待する側も発送が一度で済むので、手間も費用も節約できるメリットが♪さらに切手代を節約したい場合は、結婚式と二次会の返信用ハガキを1枚にまとめてしまうという手も。ただし、結婚式の招待状を送る段階で、二次会の詳細が決まっていない場合は、別途送付しても大丈夫。

■二次会のみ招待する人への送り方
相手が目上の親戚や上司などでない場合は、メールやLINEを使って招待するカップルが増えています。送る方も手軽だけれど、招待された相手もわざわざハガキを投函する手間がはぶけるので、返事をもらいやすいというメリットが。また、ハガキや封書で招待状を出した場合も、相手が返事をしやすいように、ハガキに加えて、メールでの返信も受け付けると親切♪

まず、二次会の招待状は誰を差出人にするかによって、内容が異なってきます。最近では、新郎新婦が差出人のケースが増えていますが、幹事を立てる場合は幹事の名義で。
早速、それぞれの文例をご紹介します♪

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

◆新郎＆新婦が差出人の場合
このたび●●（新郎の名前）と○○（新婦の名前）は
結婚することになりました
つきましては　ささやかではございますが
日頃からお世話になっているみなさまをお招きして
二次会パーティを開催したいと思います
ご多忙中のところ恐縮ではございますが
皆様と共に楽しい時間を過ごさせて頂きたいと思いますので
ぜひご参加頂けますよう　よろしくお願いいたします

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

◆幹事が差出人の場合
このたび　●●（新郎名前）さんと○○（新婦名前）さんが
めでたく結婚することとなりました
つきましては　お二人の門出を祝して
結婚式の二次会を開催することとなりました
日頃から親しくされている皆様と一緒に
盛大にお祝いしたいと思いますので
ご多用中のところ誠に恐縮ではありますが　ぜひご出席下さい

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

いずれの場合も、「区切る」「終わる」の意味のある句読点は使わないのが一般的。
以上の文面に、

・二次会の場所と日時
・会費の金額
・会場までのアクセス方法
・返信方法と締め切り日
・ドレスコード

などを記載して。余興等を頼む人には一言添えておくのも忘れずに！

挙式や披露宴に比べて二次会はカジュアルな場合が多いので、招待状はメールやLINEなどで送るというカップルが増えています。

メールで送る場合、気をつけたいのがメールのタイトル。特に幹事やプロデュース会社から送信してもらう場合は、見知らぬアドレスからのメールなので、メルマガや広告メールだと勘違いされてしまう可能性も。「●●（新郎名前）さんと○○（新婦名前）さん結婚二次会のお知らせ」などと、新郎と新婦の名前を入れることを忘れずに。

また、招待客が多い場合は一斉送信が便利だけれど、その場合、メールアドレスが他の人に分からないようにするため、「CC」ではなく「BCC」で送るといった心遣いも大切。

送るタイミングは前述したように、披露宴に参加する人へは披露宴の招待状と一緒に。二次会だけ招待する人も、連絡は早ければ早いほど予定を立てやすいので、二次会の2～3ヶ月前がベストです。

どちらの場合も、忙しい中、ふたりのために時間とお金を使ってお祝いをしてくれるゲストに気持ちよく参加してもらえるよう、余裕を持ったスケジュールと心遣いを心がけて♡